愉快な結末 (ハヤカワ・ミステリ文庫―アメリカ探偵作家クラブ傑作選)



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愉快な結末 (ハヤカワ・ミステリ文庫―アメリカ探偵作家クラブ傑作選)

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編者が言い訳しているようじゃ

タイトルが示すように、ユーモラスな犯罪小説のアンソロジー。収録作品は以下の通り。

ジュリー・スミス「慰問カウンセラー」、スタンリイ・エリン「画商の女」、グレゴリー・マクドナルド「映画ベストナイン」、ヘンリイ・スレッサー「おまえが嫌いなのさ、ドクター・フェルドマン」、エドワード・D・ホック「いちばん危険な人物」、ジェフリー・ブッシュ「執事クラブ始末」、チャールズ・R・マッコネル「シドニーとセスとSAM」、フレッド・S・トビー「おまえが運転しろ」、ジェフリー・ブッシュ「李唐の問題」、ジェラルド・トムリンスン「市長閣下の上水道」、ヘンリイ・スレッサー「光る手」、トニタ・S・ガードナー「なにごとも運次第」、セルマ・C・ソコロフ「天は自ら助くるものを助く」、フランク・シスク「夾竹桃」。

ユーモラスな犯罪小説は大好きなので、大いに期待して読んだ。だが、編者のまえがきを読んで、漠然とした不安を感じた。犯罪は悲劇だし、法律的にも許されないが、ある種のユーモアを持って悲劇を受け止める事は、人生を生きるために不可欠である…などなど、グダグダと言い訳しているのだ。

果たして不安は的中した。何を言いたいのかよくわからない話、別に愉快でもない話、パロディ、どうって事のない話…要するに、何だかパッとしない話ばかりなのだ。文句なしに愉快痛快だったのは「画商の女」のみで、それほどじゃないにせよ楽しめたのも「天は自ら助くるものを助く」と「夾竹桃」の2話だけ。大いに期待していただけに、大いにガッカリした。

言い訳しているような及び腰の編者では、とてもじゃないがピリッとした、おもしろいアンソロジーができるはずがない。犯罪万歳!と全く悪びれずに「完全犯罪大百科」を編纂した、エラリー・クイーンの爪の垢でも飲んでもらいたい。



早川書房







         
         
         
         

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